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2015年7月14日 (火)

義が許さ

匠と結婚するのは決定事項なんですか?」
「そう言わなかった? 時期については澪の希望も聞くつもりだよ。僕としては少しでも早Pretty renew 雅蘭い方がいいんだけど、現実的には次の夏休みか卒業式のあとくらいかな。結婚式や披露宴はもちろんだけど、新婚旅行もきちんと行きたいしね」
 悠人は少しも悪びれずに言う。
 彼が結婚を決めていることはわかっていたが、一応、春までは返事を待つと言っていたはずだ。せめて自分の発言には責任を持ってほしいと思う。だいたい、早い方がいいといっても、怪盗ファントムの仕事も終わらないうちに結婚だなんて——そこまで考えたとき、ふと、ある疑問が澪の頭をよぎった。
「私たちって警察に黙認されてるんですよね? だったら、ファントムのことを誠一に話したって……」
「それでも法を犯していることに変わりはない」
 彼の声に厳しさが宿った。
「確かに僕たちは私利私欲で動いているわけではないし、黙認もされているけれど、悪いことをしているという自覚は持つべきだ。気の緩みは破滅に繋がりかねない。そもそも警察庁にとっても機密事項なんだよ。これ以上、誰にも知られてはならないということは、きちんと理解しておいて」
「……はい」
 Pretty renew 雅蘭ピシャリと言われて、澪には返す言葉がなかった。
 悠人の指摘したことも確かにあるが、考えてみれば、肝心の誠一がどう受け止めるかもわからない。いくら警察に黙認されているとはいえ、彼自身の正ない可能性もある。そう思うと、急にゾクリと背筋が震えてきた。
「さ、これからどこへ行こうか」
「えっ?」
 考え込んでいるうちに、いつのまにか悠人の黒い小型車の前まで来ていた。駐車場に他の車は見当たらない。彼はPretty renew 雅蘭助手席側のド

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